業務内容
地震の見える化しませんか?
耐震等級を取得した建物
耐震等級を取得していない建物(建築基準法にのみ適合した建物)
当社はお客様に建築構造の重要性を理解していただくため、耐震性能シミュレーションソフト「wallstat」を導入し、ソフトの技術者である※1ウォールスタットマスターを擁しております。
このソフトウェアを使用することで、地震発生時の建築物の挙動を3次元化し、どの部分にどの程度の損傷が生じるかを視覚的にお見せすることが可能です。これにより耐震設計の重要性を具体的にご理解いただけます。
以下のようなニーズがございましたら、ぜひ当社へお問い合わせください。
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計画段階でのプロジェクト提案やプレゼンテーションのサポート
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耐震等級の選定やその重要性についての説明資料
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耐震設計や地震対策に関する一般的なご相談やご質問
当社はお客様の安全と満足を最優先に、専門的なサポートを提供しています。お客様の具体的な要件に応じたカスタマイズされた解決策をご提案いたします。
※1ウォールスタットマスターとは?
一般社団法人耐震性能見える化協会が普及促進及び開発強化を進めている、耐震性能シミュレーションソフト「wallstat」の操作に関して、一定の技術を証明することを表します。
耐震性能の重要性
建築基準法でお客様の大切な財産を守ることができますか?
建築基準法とは、国民の生命・健康・財産を守るため、建築物の敷地・設備・構造・用途について最低の基準を定めた法律です。
しかし、この法律が定めるのはあくまで最低限の安全基準であり、お客様の家や財産を完全に守ることはできません。
このギャップを埋めるために、 住宅の品質確保の促進等に関する法律(通称:品確法)により、高い耐震性能基準を設ける耐震等級が導入されました。
建築基準法(建築基準法施行令)によって定められた耐震性能の基準は「人命を守る」ことを目的としているのに対し、耐震等級は人命を守ることに加え「建物そのものを守る」ことを目的としています。
つまり、地震に対してより安全性を求めるのならば、耐震等級を重視する必要があるということです。
耐震等級の解説
●耐震等級1(建築基準法の耐震性能と同程度):
【大規模の地震】
数百年に一度程度の頻度で発生する地震(震度6強から7程度の揺れ)に対しても倒壊や崩壊はしない。
【中規模の地震】
数十年に一度発生する頻度の地震(震度5強程度の揺れ)ではほとんど損傷しないこととされています。
つまり、震度5強程度の地震においては建物の居住可能な状態を保つことができます。しかし、震度6強から7の揺れに対しては避難時間の確保はできますが、居住の継続は保証されないということです。
●耐震等級2:
耐震等級1で想定している1.25倍の強さの地震に対しても倒壊や崩壊はしない。
●耐震等級3:
耐震等級1で想定している1.5倍の強さの地震に対しても倒壊や崩壊はしない。
現行の品確法では、耐震等級3は最高の耐震基準を示す等級であり、地震大国日本において必要不可欠な備えであると言えます。
当社は、このような高い耐震基準を満たす構造設計に特化しており、お客様一人一人のニーズに応じた最適な提案を提供することで、安全かつ安心してお住まいいただける環境を実現します。
お客様の具体的な要望や建物の用途に応じた耐震等級の選定、詳細、プランニングについてはお気軽にご相談ください。お客様の大切な財産を守るための最良の構造計画をご提案いたします。
構造設計の必要性
一言で言います!!構造計算をして下さい!!
耐震性能を証明するにはいくつかのパターンがあります。
まず第一に「仕様規定+品確法」。第二に「構造計算+品確法」です。
我々は後者が必要であると考えます。構造計算の必要性については「木のおはなし 第三回」で書かせて頂きました。
お客様が住まわれるご自宅はそれぞれ特徴がありカタチも様々です。
例えるならば、「仕様規定+品確法」が市販のかぜ薬。
「構造計算+品確法」がお医者様から処方されたお薬みたいなものでしょうか。
構造設計に特化した建築士がそれぞれの建物形状や特徴、建築地など様々な条件から最善の答えを導き出す。
いわばオーダーメイドです。
一生に一度の大切な我が家だからこそ、そんなオーダーメイドで安心を手に入れて頂きたいと思っております。
当社の取り組み
2023年10月から構造設計事務所を立ち上げ新たなスタートを切りました。
当社の強みは、木造軸組み工法・枠組み工法の両工法に特化していることです。
意匠図を第一に安全な確かな構造躯体を作る。当たり前ですが、これがとても難しいのです。
過去には構造計算、図面を作ってあとは確認してくださいね。・・・という方もいたようで意匠事務所の方が困ってしまい弊社にご連絡を頂いたケースもありました。
我々は構造の分かりにくさを解消し、意図をはっきり伝えスムーズに工事が進むよう日々工夫をしております。
また、プレカットにも精通しており加工段階で構造図通りの加工が出来ないことで手戻りが発生することはありません。さらに設計後には構造図面とプレカット図面の不整合チェック(ご希望される場合)を行っております。
安心してお任せ頂けるよう我々も様々な取り組みを行って参りますので是非ご用命ください。
構造設計ご依頼の流れ
1
ご相談
まずはお電話またはメールフォームよりお問い合わせください。
2
お見積り
平面図・立面図などの設計図書をお送り下さい。
お見積りとプランのプレチェックをさせて頂きます。
3
一次検討・確認事項の送付
お見積り金額にご了承頂いた場合、10営業日以内に壁量・偏心率・木部の梁成算定結果をお伝え致します。
4
基礎設計及び構造図面の作成
ご了承頂いき次第、基礎設計及び構造図面の作成致します。
5
構造図書一式納品
PDFで構造計算書・構造図面一式を納品致します。
設計料
木造軸組み工法 設計料 一覧表
株式会社 Be SosiA一級建築士事務所
2024/1/19 現在
予告なく改定する場合がございますのでご了承下さい。
2階建て以下
140㎡まで
【基本設計料】
3階建て
100㎡まで
¥170,000(¥187,000)
¥200,000(¥220,000)
【面積超過割増】
140㎡超
¥700(¥770)円/㎡を加算
100㎡超
¥700(¥770)円/㎡を加算
※構造等級(耐震・耐風)取得についても上記設計料に含みます
※施工面積にて算定致します。
【建物用途による割増】
※(基本設計料+面積超過割増)×建物用途による割増となります。
共同住宅
×
1.10 ~
事務所
×
1.15 ~
倉庫
×
1.15 ~
畜舎
×
1.20 ~
福祉施設等
×
1.20 ~
店舗/併用含む
×
1.25 ~
※規模・考慮すべき設備機器、難易度により異なります。
【追加要素による割増①】
※(基本設計料+面積超過割増)×追加要素による割増①となります。
大空間
×
1.10
耐火建築
×
1.15
例)柱スパン5Pを超える床梁又は6Pを超える小屋梁など
【追加要素による割増②】
耐風部材検討
+
¥10,000
(¥10,000)~
水平剛性の検討
+
¥10,000
(¥10,000)~
規模・形状により異なります。
屋根の勾配12.5寸超、大空間の吹抜・勾配天井など
特別な配慮が必要な場合で規模・形状により異なります。
スキップフロア
+
¥0
梁成内に納まる段差(段差300mm程度まで)
分割計算
+
¥100,000
(¥110,000)~
上記スキップフロアを超える段差の場合
物件により異なりますので都度お見積りとなります。
※大きな吹き抜け空間があり、水平構面の連続性が無いプランも上記分割計算が必要となる場合があります。
塔屋/小屋裏
+
¥10,000
(¥11,000)
深基礎
+
¥10,000
(¥11,000)
高低差0.5mを超えるもの。1.5m声は別途お見積り
建物H/建物W≧2.5縦に長細く転倒の検討を要します。
塔状比2.5超
+
¥25,000
(¥27,500)
外壁斜め壁
+
¥25,000
(¥27,500)/箇所~
規模により異なりますので、都度お見積りとなります。
防土壁
+
¥15,000
(¥16,500)~
擁壁
+
¥50,000
(¥55,000)/箇所~
立ち上り高さにより異なります。
規模及び擁壁長さにより異なります。
鉄骨階段
+
¥150,000
(¥165,000)~
屋根勾配17寸超
+
¥20,000
(¥22,000)
跳ね出し基礎
+
¥20,000
(¥22,000)~
規模・形状により異なります。
傾斜軸組みを使用する場合に限ります。
範囲及び跳ね出し長さによります。